備忘録 モモとナシの樹を剪定しました 〜モモ編〜

 

その日学んだ事を復習すると

10日後の業務、学習パフォーマンスが明らかに向上するという記事を見て、

いつも忘れてしまう冬のお仕事、樹を切ることのポイントをざっくり書こうと思う。

 

果樹の剪定について文章にするのは難しいですが、

備忘録としてざっくり書いて置く。

 

いざ、圃場に出ると樹を目の前に立ち尽くしてしまった。

枝がたくさんある、、、!

 

どこから切ろうか。

1本の木の片側を任されたがなかなか手が出ない。

(モモは2本主枝で開心自然形を基本とします。)

 

とりあえず主枝の先端を決め、余分なところを落としていく。

一本一本見ていくと時間がかかる。

どこに実をつけるか、ここには何個実がなるか、

ならせたとしていいもの(品質)ができるか、

枝同士重ならないか、光があたりすぎて焼けないか、周りに葉はできるか、

 

 

後から圃場主(先生)が現れ、切ったところを見られ、あれやこれや言われ、

骨格枝から直接出ている太めの枝を払ったら

先生にあちゃー、と苦い顔をされた。

 

先生曰く、今のことだけではなく、2年後、3年後を見据えて切ってね、と。

 

樹の性質上、枝(骨格枝)の上側は養分や水分が通っていて、

モモは特に切った部分が大きいと、そこから枯れ上がる。

さらに、太くてしっかりした枝(勢いが強い枝)は切りたいところだが、

無闇に切ると後々樹が暴れてとんでもないことになる。

 

骨格枝を見て近くに(主枝の先端に行くほど水分や養分を引っ張る力が弱くなるので強い枝を残す事は必要)太めの枝もあったし、

間引く意味で、いらない、の判断をしてしまったが残しておくべきだった。

 

来年はどうなるんだろう、あの樹。

 

次の年の姿を見れるのは永年作物の良いところだと思う。育てている、という実感がわく。

 

それにしてもモモはとてもセンシティブな樹だと思う、すぐ病気になるし。

自分が農家だったらモモは作りたくない。(単価は良いが。)

そもそも、モモの味というのがそんなに好きではない。

 

話を戻して、

 

あまりに時間がかかっている私に、先生は

骨格枝を見て、いらない枝を先に払う(切る)といい、と助言した。

 

絶対いらないだろう、という枝を見極めてザクザクノコで落としていく。

そうすると、スペース的にもすっきりして(樹の枝と枝の間に体が入る)、樹の骨格が見えてきた。

 

そこから結果枝(実をならせる枝)を見ていく。

あくまでも農家目線で(ならしすぎは良くないが)、どうすれば収量を確保できるか、

栽培管理が邪魔にならないか(モモは栽培期間中、10日に1回くらいのペースで機械で農薬を散布する)

 

いろいろ考えながら作業していると夕方になった。

想像していた以上に剪定が終わらなかったし、やり方がわからなかった。

 

ナシ編、と続きたかったがお腹が減ったので明日にする。

(この間にどんどん忘れていく)

 

今日は気温の調子が良かったのでビャンビャン麺を麺から作る。

この記事を書いている間に、生地を寝かせていたのだよ!(記事と生地をかけてます。)

 

気分が乗ったら〜ナシ編〜をお届けしようと思います。(誰に?)

 

それでは!!!!!!良い土曜日を。

 

余談

最近はずっと土曜日でいいのに。と思いながら

ずっと真夜中でいいのに。を聴いてます。

 

(未推敲なので分かりにくい表現、誤字脱字あるかと思いますが悪しからず。)